自分の価値を高める
そのためには、パフォーマンスピラミッドに登り始めなければならない。
さらにこのパフォーマンスピラミッドに登り始めるには、
・思考
・行動
・習慣化
をベースとした生活環境の構築が必要である。
そのためには
#1 モチベーション
#2 エモーション
#3 ポリシー
この、3つのマネジメントを実践しなければならない。
今回から、そのひとつである「#1 モチベーションマネジメント」について、くわしく解説していく。
#1 モチベーションマネジメント
(1)ちょっぴりナルシストになる
たとえば、今朝の通勤電車。
となりの人の服装や髪型は覚えているだろうか?
その人はどんな性格で、どんな仕事をしているだろうか?
よっぽどのイケメンだったら覚えてるけど・・・
その通り。
人は意識しないと、脳に情報が残らない。
脳に情報が残っていなければ、その人のイメージは形成されない。
「ぼんやりとした人の形」としてしか、認識されないのだ。
①鏡を見よう
美容院で鏡をみて「わたしってこんな顔だっけ?」と思ったことはないだろうか?
でも鏡を見続けていると、だんだん「自分の思っている顔」になっていく・・・。
当たり前に経験するこのプロセスが、実は大きなカギを握っている。
これは「自分が思っている自分のイメージ」と「実際の自分の姿」の違いを、脳が無意識レベルで修正しているのだ。
ちょっぴりナルシストになって、鏡をみる習慣をつけよう。
自分のイメージを、つねに脳に書き込んでおくのだ。
②イメージをアップデートしよう
将来、何になりたい?
パイロット!
お医者さん!
ユーチューバー!
子どもが将来の夢を多く描けるのに対し、大人は年とともに現実的になっていく。
自分の理想のイメージを描く力が、脳から失われているのだ。
なぜだろうか?
脳には千数百憶の神経細胞があり、シナプスによって結びついている。このシナプス、実は燃費が悪く、脳にとっては大きな負担となっている。
シナプスを使わないでいると、脳はシナプスを消していってしまう。
「子どもに比べて大人は記憶力が低い」
これは成長過程で使われないシナプスが消されてしまったからだといわれている。
さらに記憶だけでなく「自分をイメージする機能」も低下していくといわれている。
これは理想の姿だけでなく、自分のアイデンティティが失われていくことを意味しているのだ。
では、どうすればいいか?
自分のイメージをバージョンアップするのだ。
・英語をぺらぺら話す自分
・プレゼンが賞賛されている自分
・ダイエットしてお気に入りの服を着る自分
ピラミッドのステップを登っていく自分をイメージするのだ。
方法は簡単だ。
毎日鏡を見よう。
鏡の中の自分をほめよう。
鏡の中の自分にはっぱをかけよう。
30秒でいい。
自分と対話する時間をつくればいいのだ。
非科学的な印象もあるが、このような習慣がシナプスの機能向上につながると想像すれば、やるだけの価値はある。
次回は「どうすればモチベーションが上がるのか?その具体的な方法」について解説する。
☆今日の解説内容☆
★次回の内容★
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